2011年6月26日

ことり

梅雨を通りこして、夏になったのではないかと思うほど、
日に日に暑さが厳しくなってきました

初瀬川には6月の中旬あたりから蛍が姿を見せはじめ、
20日を過ぎたころからは、その数を増やし、
とても幻想的な景色を見せてくれています

ほたるは、沢がにとならんで、
初瀬はまだ自然が残っている方だな・・・
と思わせてくれるもののひとつです

そしてもうひとつ

法起院で自然を感じることができることがあります
ほたるや沢がにとちがって、
1年を通して感じることができる自然なのですが・・・

それは、今日のタイトル「ことり」です

法起院では、本堂内だけでなく、境内でもお供えをしています
その中で、お稲荷さんと井戸には
お水、お塩、そしてお米をお供えします

そのお米をことりたちが毎日食べにくるのです

朝、お供えした時にはきれいな円柱型にするのですが、
9時前には写真のように丸くなっていて、
夕方、お供えを下げる時には
きれいに全部食べてくれている日もあります

先日などは、私たちがお供えするのを待っているように
井戸のそばでちょこちょこ遊んでいる
かわいい姿を見つけました

いつまでも、自然と共存できる寺でありたい
と感じました


投稿者 法起院 : 23:56 | - | - | トラックバック (0)

2011年6月14日

新芽

今朝は雨上がりのしっとりとした朝となりました

季節はもう梅雨
法起院では、沢がにのお参りの季節です
先日も、いつもの井戸近くにいっぴき、
そしてなんと山門の前にいっぴき、見つけました

さて、この小寺巡礼
また、久々のアップとなってしまいましたが、
既述のとおり、季節は巡り、当院の小さな境内でも
桜、山吹、藤、しゃくなげ、そして多羅葉の木・・・と
いろいろな花が春を楽しませてくれました

そして、今は紫陽花の季節
本山長谷寺の紫陽花はかわいい花をつけ始めていますが、
当院の紫陽花は日陰に植わっているためか、
花を楽しむには、まだ少し早い感じです

そんな当院で、ここ最近『おもしろいな』と感じるのは、
新芽が出てきた松の木です
古い葉の深い緑の上に新芽の若い黄緑が続き、
そのコントラストがなんとも言えない、明るい気持ちにさせてくれます

松の木は本堂の裏、川手にあります
ぜひ、松のコントラストを楽しみにお参りください

今年は、いつも以上に自然から感じるすがすがしさや涼しさに
気づくことのできる夏にしたいな、と思います

投稿者 法起院 : 10:29 | - | - | トラックバック (0)

| Top